埼玉新聞

 

意識不明の3歳男児、意識回復した 保育園で首にロープが絡まり、重体が続いた3週間 発した言葉「ママ」

  • 男児が負傷した土山=2日午後5時半ごろ、埼玉県久喜市栗橋東

    男児が負傷した土山=2日午後5時半ごろ、埼玉県久喜市栗橋東

  • 男児が負傷した土山=2日午後5時半ごろ、埼玉県久喜市栗橋東

 久喜市栗橋東の「なずなの森保育園」で今月2日、園庭の遊具で遊んでいた男児(3)の首にロープが絡まり、意識不明の重体となっていた事故で、男児の意識が回復したことが24日、捜査関係者への取材で分かった。男児は同日までに意識が戻ったという。家族から県警に連絡があった。男児は現在も入院先で治療を継続しているものの、家族によると、「ママ」と言葉を発したという。

 男児の家族は、「突然の事故から約3週間が経(た)ち、息子の意識が回復し、ほっとしているところです。日々、お世話になっている医療関係者の方々に、大変感謝しております。今後も経過を見守りながら、親として息子を全力で支えていく所存です」とコメントを発表した。

 県警は引き続き、業務上過失傷害の疑いも視野に、事故原因などを慎重に捜査している。
 

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