埼玉新聞

 

スコットランドの家庭料理が給食に 和光の小中学校で提供「初めての食感が面白い」「想像以上においしい」

  • スコットランドの家庭料理を味わう6年生ら=和光市新倉1丁目の和光市立北原小学校

 児童に海外への興味を持ってもらおうと、和光市は9日、ラグビーワールドカップ(W杯)の日本対スコットランド戦(13日)を控え、市内の小中学校全13校で、スコットランドの家庭料理を給食で提供した。同大会の開幕戦で日本と対戦したロシアのボルシチなどに続いて2回目。

 市立北原小学校(藤律之校長、児童数463人)では、ひき肉をマッシュポテトで包みオーブンで焼いた「シェパードパイ」と、鶏肉と野菜、押し麦を煮込んだシンプルなスープ「スコッチブロス」を提供。いずれも家庭の食卓に上る伝統的な料理。

 6年生の畑花楓(はたかえで)さん(12)は「スープに入れた麦を食べるのは初めてだったので食感が面白かった。ミートソースとジャーマンポテトを一緒に食べることはなかったが、パイは想像以上においしい」。6年生の千葉龍之介くん(12)は「シェパードパイはジャガイモとミートソースがとてもマッチしていた。W杯はテレビ観戦しており、日本が優勝できるように応援したい」と話した。

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