埼玉新聞

 

<ラグビーW杯>大会ボランティア、熊谷ラグビー場で最後の研修「どの会場にも負けないおもてなしを」

  • 熊谷での初の試合を前に研修に集まった大会ボランティア=22日午後、熊谷市の熊谷ラグビー場

 開幕したラグビーワールドカップ(W杯)で熊谷ラグビー場での試合に向け、大会ボランティアの最後のトレーニングが22日、同ラグビー場で行われ、会場周辺担当の約300人がそれぞれの役割を確認した。熊谷会場では24日のロシア―サモア戦が初の試合となる。

 ボランティアらはマニュアルを手に、組織委員会スタッフから観客の誘導や要人対応の手伝いなどについてアドバイスを受けた。選手が使用するロッカールームや記者会見場、選手入場口なども見て回った。

 熊谷市の会社員大西敏男さん(59)は「どこの会場にも負けないぐらい、おもてなしをしたい」と力を込める。公務員の池田綾さん(34)も「外国の人たちが熊谷に来て良かった、また行きたいと思ってもらえるよう活動したい」と初戦が待ち遠しそう。

 ボールボーイを務める県立熊谷工業高3年ラグビー部の小内歩夢さんは「試合がスムーズに進むよう頑張りたい。有名な選手が間近で見られる」と興味を示していた。

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