埼玉新聞

 

暴力団幹部の男ら3人を再逮捕 覚醒剤約2・2キロ、米から密輸入した疑い 県警、認否を明らかにせず

  • 県警察本部=さいたま市浦和区高砂

 米国から覚醒剤約2・2キロを密輸入したとして、県警組織犯罪総合対策本部と所沢署、東京税関の合同捜査班は20日までに、覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)の疑いで、所沢市小手指元町3丁目、指定暴力団住吉会傘下組織幹部の造園作業員(44)ら男3人を再逮捕し、さいたま地検に送検した。

 他に再逮捕されたのは、所沢市荒幡、造園土木会社社長(39)と、同市北岩岡、造園業の男(36)の2人。

 3人の再逮捕容疑は氏名不詳者と共謀の上、8月20日、米カリフォルニア州ロサンゼルスで、覚醒剤約2・2キロ(末端価格約1億3400万円相当)を隠した国際宅配便を36歳の男に発送し、同月23日に輸入した疑い。県警は認否を明らかにしていない。

 県警薬物銃器対策課によると、同月26日、東京税関から通報があり、県警が捜査を開始。中身を入れ替えた荷物を送ったところ、同月29日、36歳の男が受け取って39歳の男が経営する所沢市内の会社に持ち込んだ。県警は荷物を受け取ったとして、麻薬特例法違反(所持)の疑いで、2人を現行犯逮捕した。

 その後、2人の交友関係や押収した携帯電話の通信状況の捜査などから、44歳の幹部が浮上。県警は今月6日、同法違反(所持)容疑で、44歳の男を逮捕し、密輸入について捜査していた。3人は造園関係の仕事で面識があった。

 県警は暴力団が関わった組織的密売事件として、覚醒剤の入手先や背景を調べる。

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