埼玉新聞

 

リーチマイケルら3選手のサイン入りジャージーなどを展示 行田・古代蓮会館、ラグビーW杯を盛り上げ

  • 田んぼアートの図柄となったリーチマイケル、田中史朗、姫野和樹の3選手のサイン入りジャージー=行田市小針の古代蓮会館

 ラグビー日本代表を応援する世界最大規模の田んぼアートの展望室がある行田市小針の古代蓮会館で、日本代表と田んぼアートをテーマにした展示が開かれている。

 田んぼアートの図柄となった3選手のサイン入りジャージーなどを展示し、20日開幕するラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の機運を盛り上げている。

 田んぼアートは、隣の熊谷市でW杯の3試合が行われることを記念し、市や地権者らでつくる「田んぼアート米づくり体験事業推進協議会」が主催。

 縦175メートル、横160メートルの範囲に緑、赤、白、黒の4種類の稲で、リーチマイケル、田中史朗、姫野和樹の3選手を表現し、「がんばれ 日本代表」とエールを送る。

 見頃を迎えた7月に田中選手が来館し、3選手のサイン入りジャージーを寄贈した。ほかにも日本代表選手のサイン入り色紙やジャージー、ラグビーボールも展示。全国26団体の田んぼアートも写真付きで紹介している。

 熊谷ラグビー場で日本対南アフリカの壮行試合が行われた6日は桜のジャージーを着たファンも来館した。展示、田んぼアートともに11月上旬まで続ける予定で、協議会事務局の市農政課は「W杯の観戦に訪れる海外の人にも、ぜひ楽しんでもらいたい」と期待を寄せる。

 問い合わせは、古代蓮会館(電話048・559・0770)へ。

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