埼玉新聞

 

<ラグビーW杯>熊谷で熱戦再び 南アフリカ代表と壮行試合 スタンド満員、観衆2万2258人が歓声

  • 日本―南アフリカ 前半、攻め込む日本=6日、熊谷ラグビー場

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の壮行試合となった日本代表と南アフリカ代表が6日、熊谷ラグビー場で対戦した。日本代表は7―41で南アフリカ代表に敗れたが、満員となったスタンドの2万2258人の観衆は、桜のジャージーの闘志あふれるプレーに熱狂した。W杯日本大会は20日に開幕する。

 

 15年9月、W杯イングランド大会で、日本代表はW杯2度の優勝経験がある南アフリカ代表から終了間際にトライを決め、歴史的勝利を挙げた。世界を驚かせた一戦から4年。観客の期待が高まる中、午後7時15分過ぎにキックオフ。

 日本は南アフリカに3トライを奪われるなどして0―22で前半終了。後半も押されていたが、20分に松島幸太朗が右サイドを駆け上がりトライを決めると、待望の日本の得点にスタンドを赤く染めた観衆から歓声が沸いた。

 熊谷ラグビー場で日本代表戦が実施されたのは、2002年のトンガ代表戦以来17年ぶり。県ラグビーフットボール協会会長の熊谷市の富岡清市長は「満員のお客さまを迎えて、日本代表の壮行試合が開催でき、大変うれしい。この勢いをW杯につなげたい」とコメント。県スポーツ局の山野均局長は「因縁の一戦が熊谷の地で行われ大変光栄。(W杯に向け)観客の安全な輸送、警備、日本一のおもてなしを目指し万全を尽くしたい」と語った。

 改修された熊谷ラグビー場は常設の約2万4千席に加え、この日の壮行試合とW杯の各3試合で仮設の約1600席を増設。メインスタンド最前部からタッチラインまで9メートル、バックスタンドからは8メートルと臨場感あるラグビー専用スタジアムで、大型映像装置を2基設置するなどハード面が充実した。

 熊谷ラグビー場では、24日にロシア対サモア(午後7時15分キックオフ)、29日にジョージア対ウルグアイ(同2時15分キックオフ)、10月9日にアルゼンチン対アメリカ(同1時45分キックオフ)の3試合が行われる。

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