埼玉新聞

 

池袋―川越を最速26分 東武鉄道、3月から「川越特急」を運行 ラッピング車両を導入、川越観光PR

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 東武鉄道は、3月16日から東武東上線で池袋と川越の両駅を最速26分で結ぶ「川越特急」の運行を開始すると発表した。同日に行うダイヤ改正に伴うもの。都心部から県内を代表する観光地、川越市への利便性を高め、同市への集客増につなげる。

 川越特急の停車駅は、池袋、朝霞台、川越、川越市、坂戸、東松山から小川町間の各駅。平日が下り2本と上り3本、土休日が下り2本と上り4本を設定し、乗車券のみで乗車できる。

 車内では自動放送で川越観光の案内を行うほか、一部の川越特急にはコンシェルジュが乗車し、乗客に川越観光の案内を実施する。

 ダイヤ改正に先駆け、2月12日からラッピング車両「池袋・川越アートトレイン」を導入する。10両1編成の車両に、時の鐘、川越城本丸御殿、菓子屋横丁、川越まつり、新河岸川と桜並木など川越の四季や魅力ある風景、著名な文化施設などを描き、車両の外環からも川越観光をPRする。

 ダイヤ改正後は、川越特急としても運行する。

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