鈴木京香「新たな出合いが楽しみ」 東京でアートの祭典、アンバサダーに
東京都内に点在する美術館やギャラリーを会場に、現代アートの魅力を国内外に発信する祭典「アートウィーク東京(AWT)2026」が開催されるのに合わせ、アンバサダーを務める俳優の鈴木京香がインタビューで「まだ見たことがなかったアーティストの作品など新たな出合いが楽しみです」と話した。
2022年から年1回開かれるAWTは、世界最高峰のアートフェア「アートバーゼル」と提携し、56の美術館やギャラリーによる展覧会やシンポジウムなどを開催。気鋭の建築家が手がける特設のバーも楽しめる。
国内外の美術館やフェアを訪れている鈴木は今回、ポーランドを拠点に活動する鴨治晃次の展覧会などに注目しているという。
鈴木はル・コルビュジエに師事した建築家吉阪隆正が手がけ、取り壊しの危機にあった名建築「ヴィラ・クゥクゥ」(東京)を取得して修復し、日本建築学会文化賞を受賞した。「こんなにかわいらしい建物を壊すのは絶対に忍びない」との気持ちがあったという。「事務所にしたら」との声もあったが「見たい、という方にお見せするのが一番ではないか」と一般公開を決めた。
学生時代から美術が好きで、コレクターとしての顔も持つ。自宅に作品を飾り「朝起きてコーヒーを飲みながら、夜寝る前にも(好きな作品を)眺めていたいという憧れがあって、それが叶う。大人になって良かったな」と笑う。作品数は「数えたことがない」が、「お預かりしている」という責任感が常にある。日光や湿度に注意し、定期的にかけ替えて収蔵庫に保管するなど丁寧な管理を続けている。
作品を自身のコレクションに加えるときは、「(絵画や彫刻など)ジャンルはバラバラ。直感を大事にしています」。美術作品があることで、生活が豊かになったといい、「アートや建築を知るために旅をして出合う情報の密度が濃くなっていく」と声を弾ませる。アートに導かれて人との出会いも広がった。「直感力が磨かれる気がして、迷わなくなりました。方向音痴だから、ギャラリーなどにたどり着くのは迷い迷いなんですけどね」
AWTの記者発表会には、ゲストとして俳優の古川雄大も登場。美術鑑賞は「1人でじっくり行く」タイプといい、アートの“先輩”の鈴木の話を聞き「僕も(コレクションを)始めてみたい」と意欲を見せた。
AWTは11月4~8日に開催。












