埼玉新聞

 

1袋2玉で特別セール…規格外の埼玉産小玉レタス、生協3店舗で緊急販売 長雨など日照不足が影響、十分に肥大せず…通常より3割小さいレタス、生産者の収入確保と食品ロス削減に「少しでも安く提供」

  • 特売の小玉レタスを手に取る買い物客

    特売の小玉レタスを手に取る買い物客=10月31日午前、さいたま市南区

  • 【地図】さいたま市(背景薄緑)

    さいたま市の位置

  • 【地図】川口市(背景薄緑)

    川口市の位置

  • 特売の小玉レタスを手に取る買い物客
  • 【地図】さいたま市(背景薄緑)
  • 【地図】川口市(背景薄緑)

 長雨など9月の日照不足の影響で十分に肥大しなかった県内産の小玉レタスを仕入れ、少しでも生産者支援につなごうと10月31日、さいたま市と川口市内の生協3店舗で緊急販売が行われた。

 さいたま市南区の「コープ南浦和店」では農事組合法人埼玉産直センター(深谷市)の山崎素治さんが育てたレタス240玉を入荷。大きさは通常品よりも3割ほど小さくても、肉厚でみずみずしく、えぐみの少ない食味は全く変わらないという。

 この日、生鮮食品売り場には「産地応援レタス」のポップが掲げられ、1袋(2玉)210円で特別セール。午前9時のオープン直後から大勢の買い物客らでにぎわった。

 同区内在住の宮下いづみさん(65)は生産者の手助けになればと真っ先に1袋購入。「サラダだけじゃなく、ひき肉を炒めて春雨風に巻いたりしてアレンジを楽しみたい」と笑顔で語った。

 バイヤーのコープデリ生活協同組合連合会の高橋裕さんは「生産者の収入確保と食品ロス削減を目的に緊急販売を決めた。消費者にとっては物価高の最中でもあるので、今後も規格外品が出た場合は少しでも安く提供できるよう頑張りたい」と話していた。

 同店では一時、1玉318円と高値を付けたが、ここ1~2週間で関東近県や九州の産地からの出荷量が増え、市場価格は落ち着きつつある。

ツイート シェア シェア