「ティーエムオーみやしろ」、破産手続きの開始を決定 商業施設賃貸の第三セクター 想定の集客数を確保できず、採算が悪化…テナントの撤退が相次ぐ 負債総額は現在調査中
2026/11/01/11:03
帝国データバンク大宮支店によると、商業施設賃貸のティーエムオーみやしろ(宮代町)が10月20日にさいたま地裁から破産手続きの開始決定を受けたことが分かった。破産管財人は荒木直人弁護士(荒木法律事務所、さいたま市浦和区)が選任された。財産状況報告集会期日は2027年1月27日午前10時40分。同社は04年3月に設立。中心市街地活性化法に基づき設立された宮代町内の第三セクターで、町や商工会、町内企業、町民などが出資者となっていた。本店同所に商業施設「るーばん MIYASHIRO」を建設、06年3月に賃貸事業を始めた。
施設は木造2階建て、延べ床面積約960平方メートルで、食品スーパーや飲食店のほか、多目的会議室を備えていたが、当初想定していた集客数を確保できず採算が悪化。テナントの撤退が相次ぎ、08年にドラッグストアが入店したものの、22年には同店も撤退し、25年に施設は解体されていた。18年からは株主総会を開催しておらず、代表者の健康上の理由もあり、26年9月に取締役らが準自己破産を申請していた。負債総額は現在調査中。








