郵便局と地元企業が共同開発 「黄金比」のブレンドコーヒー 埼玉ゆかりのイラストレーター、パッケージ一新 11月2日から販売開始
地域の魅力ある商品を知ってもらおうと、日本郵便は、川口市の「タカノ珈琲」(川口市中青木)と共同で、ブレンドコーヒーを開発した。11月2日からは、パッケージをリニューアルして県内の郵便局窓口などで展開する。地域の郵便局が、地元企業と連携して商品を開発・販売する取り組みは、全国でも珍しい例だという。
同商品は、浦和田島郵便局長で大の「コーヒー愛好家」である三田浩嗣局長と1950年創業の老舗コーヒー店「タカノ珈琲」の鷹野洋平社長が、共同で開発した。「地域を代表するコーヒーを作りたい」との思いから、試作を続けること3年。試飲したコーヒーは500杯以上にものぼったという。鷹野社長は「相性もあるので、数パーセントの豆を変えると味も全く変わるんです」とブレンドの難しさを熱っぽく語る。
試飲を続ける日々の中で、「(一口飲んで)スッとした後味を感じた時に自分の中でピンときた」と三田局長。試行錯誤の末、苦みと甘みのハーモニーと鼻に抜ける豊かな香り、すっきりした後味を感じさせる逸品が完成した。
コーヒー通も納得の一杯はコスタリカ産を中心に5種類の豆をブレンド。後に比率を確認したところ、1対1・625と、偶然にも「黄金比」(1対1・618)に近かったことから、局長の名前をとって、「三田の黄金比ブレンド」と名付けられた。
2025年から販売が始まった同商品は贈答用の需要を強化するため、パッケージを一新。さいたま市在住のイラストレーター・ヨシカワナオヒデさんがデザインを手がけた。「受け取った人が優しい気持ちになれることを意識した」とヨシカワさん。従来と変わって色鮮やかで、子どもが描かれており、メルヘンな印象に仕上がった。
商品には、ヨシカワさんのイラストが描かれたポストカードが2枚封入される。三田局長は「ぜひ大切な人への贈り物として、コーヒーの香りとともに、温かいイラストとメッセージを届けてほしい」と呼びかけている。
商品は1杯分のドリップバッグが24袋入り。県内の郵便局窓口に設置されるカタログや郵便局のネットショップ、タカノ珈琲の店頭で購入できる。送料、消費税込み3900円。申し込みは来年3月31日まで。商品に関する問い合わせは、タカノ珈琲(電話048・252・7582)へ、申し込みに関する問い合わせは、近くの郵便局へ。
=埼玉新聞WEB版=








