パリ、連日の略奪と衝突 大統領は沈静化呼びかけ
2026/10/19/06:29
【パリ共同】大規模な略奪や放火のあったフランスの首都パリで18日、前日に続き、若者らと警官隊が衝突した。レピュブリック(共和国)広場では、若者らの投石に対し、警官隊は催涙弾で応じた。地元メディアによると、3店舗への略奪行為もあった。マクロン大統領は同日、テレビ演説し「必要なのは秩序と平穏だ」と沈静化を呼びかけた。
17日の大規模デモに伴う暴動では、フランス各地で放火や略奪が相次いだ。内務省によると、警察は17日の暴動に関連し2397人を拘束。警官隊997人が負傷した。
フランス紙ルモンドによると、ルコルニュ首相は18日、放火されほぼ全焼した中部リモージュの市庁舎を巡り、再建を約束する書簡を同市のゲラン市長に送った。フランス小売流通業連盟(FCD)の初期推計では全土で約1500店舗に被害があり、被害額は数億ユーロに上る。
マクロン氏は18日の演説で「破壊した者には代償を支払わせ、略奪した者には弁償させなければならない」と厳正に対処する方針を表明。ルコルニュ氏主導で被害に遭った店舗などへの支援を検討する会合を開くとも明らかにした。












