親ロシア姿勢、与党挽回の障害に 共和党の「トランプ離れ」が加速
2026/10/15/05:37
【ワシントン共同】トランプ米政権によるロシア産軽油への制裁緩和が、11月の中間選挙で苦戦する与党共和党に追い打ちをかけている。共和党候補からは公然と反対する声が上がり、トランプ大統領と距離を置く動きが加速している。ロシアのプーチン大統領に対する親近感を隠さないトランプ氏の姿勢が劣勢挽回の障害となっている。
「軽油価格を下げなければならない。とはいえロシアと取引する必要はない」。中西部アイオワ州の連邦上院選の共和党候補アシュリー・ヒンソン下院議員は13日の討論会で、軽油を巡るロシアとの合意を誇示するトランプ氏に疑問を呈した。
トランプ氏は9日にプーチン氏と電話会談し、ロシアとの合意を発表。ロシアからの軽油供給が市場価格の下落につながると主張し、対イラン作戦に伴う燃料価格の高騰に対処する姿勢をアピールした。
ただ米国民のロシアへの不信感は根強い。中間選挙まで約3週間となる時期に「あからさまな外交的譲歩」(米メディア)を示したことで、共和党内では有権者への影響を懸念する声が広がる。











