大勢の参拝者ら無病息災を願う 一般客もはだしで…本庄・普寛霊場で秋季大祭、山伏が火渡りなどの神事
2026/10/12/14:20
木曽御嶽山を開山した行者の普寛上人の墓があり、教派神道御嶽教の直轄霊場の普寛霊場(本庄市中央)で10日、秋季大祭が開かれた。県内外から山伏が集まって火渡りなどの神事を行い、大勢の参拝者が無病息災を願った。
普寛上人は1731(享保16)年に秩父市大滝で生まれた。江戸に出て剣の技を磨いた後、武士を辞めて修験となり、修行に入った。全国の山々を巡り、木曽の御嶽山(長野県)や沼田の武尊山(群馬県)などを開山。1801(享和元)年、御嶽山から江戸に向かう途中に病気となり、本庄で息を引き取った。
大祭は春と秋の年2回行われ、県内のほか、長野県や群馬県などからも信徒が集まる。この日は境内で護摩がたかれ、十数人の白装束の山伏がはだしで、手にした錫杖(しゃくじょう)を鳴らし、般若心経を唱えながら炎の周りを歩いた。その後、燃え残った灰を竹でならして道を作り、塩をまいて火渡り。山伏たちに続いて、一般参加者もはだしで後に続いた。
長野県安曇野市の古籏久美さん(45)は母のまゆ美さんと参拝に訪れ、火渡りを体験。「(足の裏が)熱かったけど、すがすがしい。2人とも健康で過ごせるようにお願いしました」と話していた。










