埼玉のすごい18歳…ストリートダンスの世界大会へ わずか8枠、日本人で唯一の特別招待 現役高3のプロダンサー 体格は小さくても「感情を解放した表現力では負けない」
プロダンサーCHAA(チャー)こと、高校3年生の嶋内ひなたさん(18)=埼玉県富士見市在住=が24日、スイス・チューリヒで開かれるストリートダンスの1on1(1対1)バトル大会「レッドブル・ダンスユアスタイル・ワールドファイナル2026」に出場する。世界でわずか8枠しかない特別招待枠に日本人で唯一選出された嶋内さん。「最高のパフォーマンスを見せたい」と、世界の頂に挑む。
■力強さと創造性
2018年から毎年開かれている同大会は、ヒップホップやハウス、ロックなどさまざまなジャンルの世界王者やレジェンド選手がしのぎを削るストリートダンスバトルの最高峰。最新の話題曲から往年の名曲まで、DJが即興で流す音楽に合わせて1分間踊り、観客を沸かせた方が勝者となる。対戦ではリズム感やダンス技術だけでなく、音楽への対応力や表現力、カリスマ性などが求められる。
嶋内さんはダイナミックでクリエーティブな表現力が主催者の目に留まり、世界8枠のワイルドカード(特別招待)で出場切符を手にした。
4歳でヒップホップダンスを始め、小学1年生の時に北米発祥の「クランプ」に転向。国内ナンバーワンチーム「Twiggz Fam(ツイッグスファム)」のエナジー全開のステージを見て、心をわしづかみにされたという。その後、国内最高峰のDリーグで「サイバーエージェントレジット」の一員として経験を積み、現在は日本ダンススポーツ連盟(JDSF)ブレイキンユース強化選手に指定されている。
■生きる伝説から太鼓判
嶋内さんは、クランプの創始者で“生きる伝説”タイト・アイズ氏から日本人で初めて「Fam(ファミリー)」に認められ、「プリンセス・タイト・アイズ」の称号を授かる逸材だ。大会本番まで約2週間、日々緊張感も高まるが、「今はワクワクが勝っている」と練習にも熱が入る。
海外ダンサーと比べて、体格が小さくても「感情を解放した表現力では負けない」。今大会はルール上、ブレイキンは披露できないが、「アクロバティックなフロアムーブ(床を使った表現)と自分だけのシグネチャームーブ(決め技)で頂点に立ちたい」と自信をのぞかせる。
現役高校生として、世界ファイナルに挑む嶋内さん。世界55カ国の予選を勝ち抜いた猛者16人とのバトル(心の交流)を通じて、「小学生などの女子にもクランプの楽しさを伝え、愛好者の裾野を広げたい。そのためにも最高のパフォーマンスを見せたい」と決意を固めている。
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バトルの模様は、日本時間25日午前4時から大会公式ユーチューブチャンネルで生配信される。










