上尾駅に農産物自販機 地元農家と消費者結ぶ新スポット 特産の野菜や果物が24時間いつでも購入できる
2026/10/06/19:44
上尾市が県内で初めて導入した農産物自動販売機がJR上尾駅にも登場した。駅利用者が気軽に地元の新鮮な野菜や果物を購入できるほか、生産者と消費者を結ぶ新たなスポットになりそうだ。
同市は2024年11月、市庁舎正面玄関前に地元産農産物の自動販売機を設置した。特産のキウイフルーツやダイコン、サトイモ、サツマイモなど数種類の野菜、果物が24時間いつでも購入できるとあり、市民にも好評。その2台目が1日、同駅自由通路に設置された。
農産物自販機は、冷蔵機能によって常時15度に保たれており、市内で生産された新鮮な野菜や果物が定期的に入れ替えられる。各農家からの直売となるため、価格も手ごろ。また市内の福祉事務所が自家農園で栽培した農産物も販売し、農福連携も実現している。
1日午後、上尾駅で設置セレモニーが催され、畠山稔市長や登録生産者10人が自販機の除幕式を行った。畠山市長は「市内農業者の活動を広く知っていただき、販路の拡大につなげてもらえればと思う。市民の皆さまには地元の新鮮な農産物をより身近に感じてもらいたい」とあいさつした。
登録農家の一人で、親子3代にわたり農業を営む松本修一さん(62)は「トマトや露地野菜など自販機に出したものが売れ残ったことは、ほぼない。駅は利用者が多いので、存在を知ってもらえれば売れ行きも良いはず」と期待の言葉を口にした。
市農政課によると、市役所の農産物自販機の売り上げは一日平均約6千円。農家にそのまま還元されている。同課では「消費者と生産者の新たな架け橋になれば」と話している。










