埼玉新聞

 

<台風25号>埼玉の河川に氾濫警報 川沿いの住民ら「前回より明らかに水位が上がっている」「防水壁のない箇所から水が回り込まないか心配」と不安そうに語る

  • 大雨で水位が上昇する新方川=21日午後0時半ごろ、春日部市千間1丁目付近

    大雨で水位が上昇する新方川=21日午後0時半ごろ、春日部市千間1丁目付近

  • 大雨で水位が上昇する新方川=21日午後0時半ごろ、春日部市千間1丁目付近

 21日午前、埼玉県さいたま市岩槻区、越谷市、春日部市などを流れる新方川に「レベル3氾濫警報」が発表されたことを受け、川沿いの地域住民らは、頻繁に川や水路の水位状況を確かめていた。川沿い一帯は断続的に強い雨が降り、正午過ぎには、増水した川沿いの木々が水に漬かった。

 春日部市の40代男性は、「同日午後2時ごろに氾濫危険水位に到達する見込み」との報道を受け、川沿いの自宅に止めていた車を安全な場所へ移動させたという。「前回(8月21日)の大雨と比べて、明らかに水位が上がっているので心配。早く雨脚が弱まることを願いたい」と話していた。

 越谷市の70代男性は「観測所のカメラが最近設置されたので、頻繁にチェックし、今後の行動に備えたい。防水壁が未整備な箇所があるので、水が回り込んでこないかが心配」と不安そうに語った。

 大雨を受け、さいたま市は午前11時に、自主避難のための退避場所を市内10区役所内に開設した。川越市は自主避難所のほか、車両の一時的な避難場所11カ所も開設した。

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