入間女性遺棄 強盗殺人疑い再逮捕 ベトナム人男一部否認
埼玉県飯能市の山林で入間市の女性=当時(91)=の遺体が見つかった事件で、女性を殺害して車などを奪ったとして、県警捜査1課と狭山署の特別捜査班は8日、住居侵入と強盗殺人の疑いで、ベトナム国籍の住所不定、無職の男(33)=死体遺棄罪などで起訴=を再逮捕した。容疑を一部否認しているという。
再逮捕容疑は、窃盗の目的で、7月29日午前9時10分~同午後4時20分ごろの間、女性方に侵入し、清涼飲料水1点(時価106円相当)を窃取したが、帰宅した女性に発見され、「お金ありますか」などと言って脅迫。軽乗用車のエンジンキー1個(時価1万円相当)を奪った上、逮捕を免れようと、殺意を持って首を両手で絞め付けるなどして頸部(けいぶ)圧迫による窒息により死亡させ、軽乗用車1台(時価150万円相当)を強取した疑い。
県警によると、容疑者は「空腹や喉が渇いていたので、食べ物を探すために被害者の家に侵入して飲料を飲み、帰宅した被害者の首を両手で絞めたことは間違いありません」と殺害行為を認める一方、「被害者から私に車の鍵を渡した。車を奪うつもりはなく、逃げる手段として車に乗った」と供述している。
県警は7月31日、女性方からなくなった長男名義の軽乗用車を運転していた容疑者を追跡し、他人の敷地内に侵入した容疑で現行犯逮捕。供述に基づき、8月1日夜に女性の自宅から約3キロ離れた飯能市の山林で女性の遺体を発見。県警は同12日、死体遺棄容疑で再逮捕していた。
容疑者に在留資格はなく、約1年前から志木市内の知人方に住み、解体工として働いていたとみられる。事件の数日前に、志木市内の住宅から電車などを乗り継ぎ、西武池袋線仏子駅に一人で来ており、県警は単独犯とみている。事件前に空き家に入った旨の供述をしており、県警で詳しく調べている。










