埼玉新聞

 

支払い方法など記載ない書面を交付…容疑の男を逮捕 男性が作業員風の男2人と高額の現金を…金融機関の情報提供で警察が捜査 「弁護士が来るまで話せません」と語る男は法人登記ない会社の代表取締役

  • 【ちなみ】パトカー6=事件事故イメージ

    埼玉県警

  • 【ちなみ】パトカー6=事件事故イメージ

 住宅の内装工事に関して、契約時に必要事項を記載した契約書を交付しなかったとして、県警生活経済課と越谷署は1日、特定商取引法違反(不備書面交付)の疑いで、千葉県白井市冨士、職業不詳の男(27)を逮捕した。

 逮捕容疑は1月14日、越谷市内の女性=当時(78)=方を訪問して断熱、金具新設工事について契約を締結した際に、女性に対価の支払い方法などが記載されていない書面を交付した疑い。「弁護士が来るまで事件のことについて話せません」と供述しているという。

 同課によると、男は女性に対して「だいぶ年季が入っているので工事が必要」などと勧誘。女性に対して330万円を請求し、うち165万円を受け取っていた。翌15日、越谷市内の金融機関から「高齢男性が工事作業員風の男2人と来店し、高額の現金を引き出そうとしている」と情報提供があった。女性の家族に話を聞き、支払い方法などが記載されていない書面が交付されていたことが判明。家族への聴取などから男を特定した。

 男は「ian」(千葉県鎌ケ谷市)の代表取締役と名乗り契約していたが、同社は法人登記がされていないという。同課は会社の実態とともに、男と一緒に金融機関に来ていた男も関与しているとみて捜査を続ける。

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