埼玉新聞

 

教室に冷凍庫を設置へ…猛暑対策で埼玉県内初導入 登下校のネッククーラー冷やし直しに利用 水筒への氷補給機も配備 ドトール創業者が寄付 今秋までに順次導入

  • 【役所】深谷市役所=埼玉県深谷市仲町

    深谷市役所=埼玉県深谷市仲町

  • 【地図】深谷市(背景薄緑)

    深谷市の位置

  • 【役所】深谷市役所=埼玉県深谷市仲町
  • 【地図】深谷市(背景薄緑)

 熱中症から子どもたちを守ろうと、埼玉県深谷市は市内の公立小中学校全校の各教室に冷凍庫を設置する。登下校時に児童生徒の首元を冷やすネッククーラーなどの冷却に使用する。そのほか、児童生徒が持参した水筒に氷を補給する製氷機なども各校に1台ずつ設置。深谷市によると、猛暑対策で学校に冷凍庫や製氷機を設置するのは県内初という。

 冷凍庫は市内の小学校19校、中学校10校の全ての普通教室に計385台設置する。設置費は約2408万円。ネッククーラーは凍らせて装着すると首元を冷やす効果があるが、下校時までに温まってしまい、効果が発揮できないことも。授業を受けている時に冷却して、下校時も児童生徒を熱中症から守るのが狙いだ。

 そのほか、児童生徒の水筒に氷を補給するための製氷機(アイスディスペンサー)と、けがをした児童生徒の患部を冷やすための保健室用の製氷機(アイスメーカー)をそれぞれ各校1台ずつ置く。設置費は約3964万円。

 ドトールコーヒー創業者で名誉会長を務める同市出身の鳥羽博道さんが昨年12月に「学校教育のために役立ててほしい」と、同市に寄付した3億円の一部を活用した。

 8月31日開会した市議会9月定例会に議案が提案され、緊急性があることから、同日に議決した。各校には今秋いっぱいまでに順次設置していくという。

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