授業でのAI活用、初めて明記 小中教科に「情報」、指導要領案
2026/08/31/09:56
中教審の特別部会は31日、次期学習指導要領の全体像となる審議まとめ案を示した。教育への人工知能(AI)の活用を初めて明記。AIが社会に浸透する時代を見据え、小中学校から「情報」を教科に組み込み、情報活用能力の抜本的な向上を目指す。小中学校の裁量でこま数を柔軟に編成できる「調整授業時間数制度」を新設。学校の実態に沿った教育課程を組みやすくする。
文部科学省は、情報技術は恩恵をもたらすだけではなく、民主主義社会を分断させる可能性があると展望。担当者は「活用しつつ、負の側面に対応する力を身に付ける必要がある」と強調した。
まとめ案は小学校で総合的な学習の時間から改称する「総合的な探究の時間」に「情報の領域」を新設、中学校は技術・家庭科を「情報・技術科」と家庭科に再編するとした。小学校は2028年度、中学校は29年度から先行実施する。
情報技術の活用や適切な取り扱い、特性を体系的に学習。現行指導要領で必修となった高校の「情報1」などにつなげる。高校卒業までにAIやデータサイエンスを使いこなすレベルを目指す。












