埼玉新聞

 

北本市のふるさと納税、実質収支5年連続で埼玉県内1位 返礼品人気は地元工場の「グリコ」菓子と「銀座英國屋」オーダースーツ補助券 一方、県内半数以上の自治体の収支はマイナス

  • 北本市内にある「グリコ」の工場

    北本市内にある「グリコ」の工場

  • 【地図】北本市(背景薄緑)

    北本市のふるさと納税、実質収支5年連続で埼玉県内1位

  • 北本市内にある「グリコ」の工場
  • 【地図】北本市(背景薄緑)

 埼玉県北本市は、ふるさと納税による2025年度の実質収支が5年連続で県内1位になったと、発表した。寄付額は9484件の13億202万円で前年度に引き続き県内2位。

 同市によると、実質収支は、市に寄付された金額から、市民が他の自治体に寄付した金額と返礼品などにかかる経費を引いた額になる。県内では半数以上の自治体がマイナスになっているという。

 同市の返礼品は約370品。件数の一番人気は、市内に工場がある「グリコ」の菓子詰め合わせ。やはり、市内に工場のある「銀座英國屋」のオーダースーツ仕立て補助券を求める納税額が全体の93%を占めているという。

 独自の取り組みとして同市では、数年前から年に3~4回、季節に合わせて寄付者向けのツアーを実施。トマトやブルーベリーなどの農作物収穫体験や事業者見学などをしている。募集開始から1~2時間で定員(30人)に達してしまうほど、人気のツアーになっている。

 また、毎年、生産者・事業者の思いなどを紹介する「ふるさと納税パンフレット」を作り直して寄付者に配布し、北本の魅力を届けている。寄付金も寄付者の意向に基づき有効に活用している。

 問い合わせは、同市市長公室シティプロモーション・広報担当(電話048・511・9119)へ。

ツイート シェア シェア