埼玉新聞

 

【女子サッカー】WEリーグ開幕 三菱重工浦和、RB大宮に1―0 開幕戦「さいたまダービー」浦和に軍配 大宮、序盤に好感触も決定力が課題

  • 大宮―三菱重工浦和 前半24分、三菱重工浦和の伊藤(左から2人目)がゴールを決め、喜び合う

    大宮―三菱重工浦和 前半24分、三菱重工浦和の伊藤(左から2人目)がゴールを決め、喜び合う

  • 後半37分、大宮の佐藤(中央)と三菱重工浦和の丹野が競り合う

    後半37分、大宮の佐藤(中央)と三菱重工浦和の丹野が競り合う

  • 大宮―三菱重工浦和 前半14分、大宮の浜田(右)が突破を図る

    大宮―三菱重工浦和 前半14分、大宮の浜田(右)が突破を図る

  • 前半23分、三菱重工浦和のフォンテスがシュートを放つ

    前半23分、三菱重工浦和のフォンテスがシュートを放つ

  • 大宮―三菱重工浦和 前半24分、三菱重工浦和の伊藤(左から2人目)がゴールを決め、喜び合う
  • 後半37分、大宮の佐藤(中央)と三菱重工浦和の丹野が競り合う
  • 大宮―三菱重工浦和 前半14分、大宮の浜田(右)が突破を図る
  • 前半23分、三菱重工浦和のフォンテスがシュートを放つ

 (第1節、22、23日・NACK5スタジアム大宮ほか)

 6試合が行われ、2026~27シーズンが開幕した。大宮のホームで行われた三菱重工浦和との「さいたまダービー」は、三菱重工浦和が1―0で競り勝ち、開幕戦を白星で飾った。

 ちふれ埼玉は0―1でノジマ相模原に敗れ、昨季覇者のINAC神戸は広島を2―1で退けた。

 戦評…三菱重工浦和が前半に挙げた1点を守り切り、大宮に1―0で競り勝った。

 浦和は前半24分、DF高橋のロングボールを右サイドで受けたMF榊原がドリブルで持ち込んだ。ペナルティーエリア内のクロスにMF伊藤が右足を振り抜いて先制点。後半はシュート6本を放つなど攻勢が続いた。大宮は序盤の勢いが影を潜め、無得点に終わった。

■新戦力起用で好発進/三菱重工浦和
 3季ぶりの優勝を狙う三菱重工浦和が大宮との“さいたまダービー”を制し、好発進を切った。堀監督は「2点目を取りたかったが、勝ったことは収穫」と納得の表情だ。

 先制点は伊藤の右足だった。前半24分、右サイドをドリブルでえぐった榊原のグラウンダークロスをフリーで受け、ゴール左に突き刺した。この1点で勢いがつき、新加入の菊池を起点にチャンスをつくるなど、何度も相手ゴールに迫った。
 シュート6本を浴びたが、決定機を与えずに無失点だった守備も盤石。とはいえ、リーグは始まったばかり。右SBの高塚は「細かいところを突き詰めていきたい」と気は緩めない。

 後半25分、川船と大西が移籍後初出場。先発起用した菊池以外にも指揮官が積極的に新戦力を投入し、チーム全体の底上げを図っている。

 昨季はリーグ2位、カップ戦でもタイトルを奪えなかった。WEリーグ創設以降、初めて無冠に終わった悔しさを晴らすため、女子プロサッカー界を引っ張ってきたクラブがタイトル奪取へ向かう。

■序盤好感触も課題露呈/大宮
 大宮が「さいたまダービーは負けてはいけない試合」と位置付けた開幕戦で惜敗した。最終局面を打開できず無得点に終わり、先制点を奪われて失った流れを取り戻すことができなかった。

 前半の入りは良かった。今季に向けて強化してきた、ボールを動かしながらの攻撃で敵陣まで押し込んだ。しかし、フィニッシュにいけない。「いい状態で打ちきれなかった」と阪口。形はつくれてもゴールまでが遠かった。

 前半24分に決勝点を献上した後は相手の攻勢が上回った。粘り強く守って追加点を許さなかったが、我慢の時間が続いた。後半に入っても劣勢を押し返す一手を打てないまま試合終了した。

 7月25日に行ったドイツ1部バイエルン・ミュンヘンとの国際親善試合でチーム全体の意識が変わり、得点や失点という結果にこだわってきた。「負けたらこれも思い出づくりになってしまう。ゴールや守り切ることにつなげていきたい」と柳井監督。やってきたことが間違っていないと次節の勝利で証明したい。

 

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