【連載】埼玉発・企業トップが語る成長戦略 ICST横井博之社長・前編 海外市場進出で業容拡大、インドで展開
医療健康機器などの輸出入販売、医療関連新製品の企画開発などを手掛けるICST(さいたま市中央区上落合)。誰もが健康で過ごすことができる社会の実現を掲げている。横井博之社長にこれからの取り組みを聞いた。
-扱っている製品は。
「皮膚を通じて脈拍などを測定するパルスオキシメータや非接触型の体温計、電動鼻吸機、ポータブル酸素濃縮器などだ」
-薬事代行サービスも提供しています。
「医療機器を日本で販売するために国の承認を得る手続きを代行している」
-現在の経営課題は何ですか。
「海外市場への進出を経営戦略上の重要課題と位置付けている」
「いまは輸出と輸入の割合がおよそ1対9となっており、非常にバランスが悪い。以前は輸出が圧倒的に多かったが、新型コロナウイルス感染症の影響で逆転した。ICSTは日本とロシア、台湾の3カ国から生まれた企業であり、独自の三国間貿易が強みでもあった」
-海外進出はどう取り組みますか。
「これまでの三国間での枠組みだけでは拡大するのは難しい。そのため、新たな市場を開拓する。すでに社長直轄の海外事業戦略室を設置し、取り組みを始めている。海外でのビジネスモデルをしっかりと構築していく」
-どの市場を開拓しますか。
「インドを考えている。インドという非常に大きなマーケットを狙いたい。将来に向けた業容拡大が期待できる」
-後編に続く。
【企業概要】株式会社ICST…本社・さいたま市中央区上落合5丁目17-1 S4タワー2階。2004年6月に設立。資本金は、3210万円、従業員数は67人(2026年7月末現在)。事業内容は、医療機器・健康機器の輸出入販売、医薬品医療機器等法申請サポートと申請代行。
【埼玉県の経済をけん引する企業トップに焦点を当てた、新インタビュー連載「埼玉発・企業トップが語る成長戦略」がスタート。毎週火曜日と金曜日の週2回、電子版で配信する。激変する経営環境のなかで、いかにして次の成長カーブを描いているのか。最前線で舵を取る経営者の戦略に迫る】
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