埼玉新聞

 

箱根、GS「過疎」に不安 車不可欠も急減し2カ所に

  •  3月に閉鎖した神奈川県箱根町のガソリンスタンド。再開に向けた準備が進む=7月

     3月に閉鎖した神奈川県箱根町のガソリンスタンド。再開に向けた準備が進む=7月

  •  3月に閉鎖した神奈川県箱根町のガソリンスタンド。再開に向けた準備が進む=7月

 年間2千万人を超す観光客でにぎわう神奈川県箱根町が、ガソリンスタンド(GS)の急減に直面している。観光客の移動手段にも町民の生活にも車が不可欠だが、町内に2カ所しかない「過疎地」に。給油に遠出を強いられることになり、町内には不安が広がる。

 「ある事業者の方はガソリンを入れるためだけに往復40分も走らなければならず、もっと近くにあればガソリンも時間も無駄にならないと訴えていた」。6月議会の一般質問で、町議が町民の窮状を代弁した。

 町内には昨年3月までGSが5カ所あったが、今年3月までにホテルなどの多い「宮ノ下地区」を含めて3カ所が相次いで閉鎖。現在営業している2店は直線距離で10キロ以上離れている。

 資源エネルギー庁はGSの「過疎地問題」に懸念があるとして、3カ所以下の市町村を公表している。昨年3月時点では全国1718市町村のうち381が当たるとしており、今秋に公表される最新リストには箱根町も含まれることとなった。

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