埼玉新聞

 

日別の天気予報、2週間先まで 気象庁、警報級の情報も

  •  専門家検討会でまとまった中長期の天気予報の拡充方針を説明するモニター=21日午後、気象庁

     専門家検討会でまとまった中長期の天気予報の拡充方針を説明するモニター=21日午後、気象庁

  •  気象庁の中長期予報の変更点

     気象庁の中長期予報の変更点

  •  専門家検討会でまとまった中長期の天気予報の拡充方針を説明するモニター=21日午後、気象庁
  •  気象庁の中長期予報の変更点

 気象庁は21日、中長期の天気予報の内容を拡充する方針を決めた。現在、日別で出している「週間天気予報」と、警報級の悪天候になる可能性を伝える「早期注意情報」を示す期間を、いずれも2週間先まで延長する。地球温暖化で懸念される極端な高温や大雨の増加に対し、早めの災害対策を取れるようにするのが狙い。2030年までに順次導入する予定で、農業や産業面への活用も期待される。

 気象庁が設置し、予報の高度化に向け議論していた専門家検討会が21日に報告書をまとめた。コンピューターを使った数値予報の精度向上や、今後の予測技術の発展を踏まえており、記者会見した座長の中村尚・東大名誉教授は「社会全体の防災や減災、産業分野でのリスク管理に非常に有用な情報となる」と述べた。

 現行は、週間天気予報は降水確率や最高・最低気温などを7日先まで、早期注意情報は大雨や土砂災害などの警報発表可能性を「高」と「中」の2段階で5日先まで示している。どちらも2週間先まで提供することで、自治体などが災害対応を計画的に進める支援になる。

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