大阪・関西万博の会場工事を巡る背任事件で、逮捕された竹中工務店(大阪市)の元総括作業所長河井辰巳容疑者(61)=奈良市=が、下請け業者に請求させた疑いの約1300万円以外にも、工事代水増しの疑いがあることが20日、捜査関係者への取材で分かった。使途先とみられる自宅リフォームの請求書が万博工事の代金名目で作成されていたことも判明。府警が全容解明を進める。
リフォームを下請け業者から請け負った施工業者が20日、取材に応じ、業者からの指示で「万博工事の代金名目で請求書を作らされた」と証言。府警にも同様に説明している。府警は同日、容疑者を送検した。