埼玉新聞

 

ベネズエラ地震に派遣、活動報告会 さいたま赤十字病院、医師坪井さん「今後の国内外の災害対応に生かしていきたい」

  • 動報告会で活動の様子を紹介する坪井基浩医師(左奥)=12日午後、さいたま市中央区新都心のさいたま赤十字病院.jpg

    活動報告会で活動の様子を紹介する坪井基浩医師(左奥)=12日午後、さいたま市中央区新都心のさいたま赤十字病院

  • 【地図】さいたま市中央区(背景薄緑)

    さいたま市中央区

  • 動報告会で活動の様子を紹介する坪井基浩医師(左奥)=12日午後、さいたま市中央区新都心のさいたま赤十字病院.jpg
  • 【地図】さいたま市中央区(背景薄緑)

 6月25日に南米ベネズエラでマグニチュード(M)7を超える地震が発生したことを受け、国際緊急救助隊・医療チームの一員として派遣されたさいたま市中央区新都心のさいたま赤十字病院高度救命救急センター副部長の坪井基浩医師(42)が12日、同病院多目的ホールで活動報告会を実施し、「普段から備えることが重要」と強調した。

 坪井医師が国際緊急援助隊・医療チームに派遣されるのは、昨年発生したミャンマー地震に続いて2回目。今回は7月1日から同21日まで派遣され、任務を終えて無事に帰国したことから、現地での活動内容を報告する活動報告会を開催することになったという。

 チームはベネズエラの保健当局と連携し、首都カラカスの中核病院敷地内を拠点として活動を開始。その後、保健当局の要請を受け、特に大きな被害を受けた被災地であるラ・グアイラのフットサルコートに拠点を設置した。

 同病院の職員約40人が参加した活動報告会で坪井医師は写真や動画を交えながら、現地での活動の様子を紹介。診療だけではなく、公衆衛生担当としての活動に加え、テント設営やデータ管理など、さまざまな業務を実施した。たくさんの患者を診療したが、「非常に多くの患者が家族を失っていた」と明かした。

 酷暑の中での活動となり、苦労する部分もあったが、現地から帰国する際には空港で多くの拍手を受けた。「日本の医療支援に対する信頼の高さを感じた。今回の経験を今後の国内外の災害対応に生かしていきたい」と話した。

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