埼玉新聞

 

早くしてくれ…せかす男性、銀行の出張所で1800万円を下ろそうとする 「家のリフォーム代」 銀行員が説得し警察に通報、詐欺被害を防止 「冷たくあしらわれても真心を持って接したい」

  • 中野署長(左)から感謝状を受け取った吉田桃子さん

    中野署長(左)から感謝状を受け取った吉田桃子さん

  • 中野署長(左)から感謝状を受け取った吉田桃子さん

 特殊詐欺を未然に防止したとして、吉川署は、埼玉りそな銀行三郷支店みさと団地出張所の銀行員吉田桃子さんに感謝状を贈呈した。

 吉田さんは6月29日、出張所を訪れた80代男性が「家のリフォーム代を下ろしたい。交流サイト(SNS)でやりとりしている」などと1800万円を下ろそうとしていたことから、警察にホットライン通報。吉田さんは男性から「早くしてくれ」とせかされたが、説得して警察につないだ。

 毎月、吉川署が特殊詐欺に関する注意喚起のチラシを持って来ていることから詐欺には敏感だったという。「冷たくあしらわれても真心を持って接したい」と語った。

 同署の中野裕則署長は「管内でも詐欺が多発している。ほかの従業員にも教えていただきたい」と感謝の思いを込めた。

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