埼玉新聞

 

核戦争備え「知らずに働いた」 米原爆調査委の日本人女性、長崎

  •  取材に応じる米国の原爆傷害調査委員会(ABCC)の元職員松田百合子さん=7月、長崎県長与町

     取材に応じる米国の原爆傷害調査委員会(ABCC)の元職員松田百合子さん=7月、長崎県長与町

  •  取材に応じる米国の原爆傷害調査委員会(ABCC)の元職員松田百合子さん=7月、長崎県長与町

 米国が太平洋戦争後、原爆の人体への影響を調べるため設立した原爆傷害調査委員会(ABCC)のうち、長崎の拠点に勤めた女性(99)が7日までに取材に応じ、調査の軍事利用について「職員は何も知らず、未来のためになると信じ懸命に働いていた」と胸の内を初めて語った。識者は、調査が将来の核戦争に備えるための研究に利用されたとして「被爆地の職員が意図せず加担させられたとみられ、非人道的だ」と指摘する。

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