【高校陸上】女子5千競歩、土志田が初V/近畿総体 「今日の自分を追い越せるように日々努力したい」
女子の5000メートル競歩で土志田実桜(春日部女)が22分33秒27で初優勝を飾った。川上浬未(春日部女)は23分2秒09で4位に入賞した。
女子砲丸投げでは島田一花(春日部共栄)が12メートル89で7位に入った。
■残り50メートルで大逆転/女子の5000競歩・土志田
「信じられない。うれしくて震えが止まらない」。女子5000メートル競歩を22分33秒27の自己新記録で制した春日部女の土志田は、最終盤の大逆転でつかんだ「日本一」の称号に感極まった。
独走していた昨秋の国民スポーツ大会(国スポ)覇者の逢坂(兵庫・市西宮)との差をじわりじわりと詰め、残り200メートルで勝負に出た。「失格になってもいいから。いくしかない」。警告の累積という不安を振り払い、ラストスパート。残り50メートルで抜き去った。
序盤は苦しい展開だった。ぴったり付いていくと決めていた逢坂の速いペースに後れを取り、離された。それでも「1位は駄目でも2位は絶対取る」と切り替えたことでペースが上がった。
無我夢中で足を運んでいる間に1位との差が縮まっていた。「必死すぎて差が縮まったことが分からなかった」。ペースを上げ始めた残り1キロ辺りの先生からの声がけで気付き、諦めていた優勝を、もう一度意識した。
全国総体を制した後は国スポに照準を合わせる。「今回の体験が今までの自分の中で一番の経験。今日の自分を追い越せるように日々努力したい」。柔和な笑顔の奥に闘志を燃やした。
■仲間の声援受け4位に食い込む/女子5千競歩・川上
女子5000メートル競歩でメダルを逃した春日部女2年の川上は「思っていたよりペースが速くて戸惑った」と悔し涙を流した。想像以上のレース展開に圧倒されたが、仲間たちの声援を受けて「諦めちゃ駄目だ」と奮い立ち、残り400メートル付近でギアを上げて4位に食い込んだ。
22分台とメダル獲得を目標に臨んだレースだったが、どちらもあと一歩及ばなかった。「どんな展開にも対応できるようになる」。課題の持久力向上に取り組み、来年はこの悔しさを晴らしに来るつもりだ。
■気持ちが空回り自分の力出せず/女子砲丸投げ・島田
女子砲丸投げで7位入賞した春日部共栄2年の島田は「気持ちが空回りして思ったように自分の力が出せなかった」と下を向いた。力強く押し出す投てきができず、本来の姿を見せられなかった。
昨年出場した全国総体では予選敗退。今回は決勝の舞台まで勝ち進んだ。「1年で成長はできた。安定した記録を刻みたい」。最終学年となる来夏へ向けて気持ちを切り替えた。











