埼玉新聞

 

松伏町「和食 竜」 空き家のリノベ物件で開店 名物はサクサクの天ぷらと壁一面に圧巻の昇り竜

  • 「和食 竜」の店主・佐藤竜也さん

    「和食 竜」の店主・佐藤竜也さん

  • 昇り竜が壁一面に描かれた店内

    壁一面に昇り竜が描かれた店内

  • 竜のうろこをモチーフにした組み木の壁

    竜のうろこをモチーフにした組み木の壁

  • 天むすは、おむすびごと揚げる珍しいスタイル

    おむすびごと揚げる珍しいスタイルの天むす

  • 「和食 竜」の店主・佐藤竜也さん
  • 昇り竜が壁一面に描かれた店内
  • 竜のうろこをモチーフにした組み木の壁
  • 天むすは、おむすびごと揚げる珍しいスタイル

 埼玉県松伏町に店を構える飲食店「和食 竜」。店内に一歩足を踏み入れると、部屋全体に描かれた昇り竜に目を引かれる。全体的に美しく新築のような店舗だが、元々は古びたトタンに囲まれた空き家だった。リノベーションを手掛けたのはホウセイ建設(越谷市北越谷)。「和食 竜」の店主・佐藤竜也さん(45)とホウセイ建設の大熊芳和社長(45)は、小学校からの幼なじみだという。旧友のこだわりが詰まった店内で、今日も多くの人が舌鼓を打っている。

 「和食 竜」は、2023年4月に開店。店名は、店主の名前から1文字を取って「竜」となった。一押しメニューは、佐藤さんが長年、腕を磨いてきた天ぷら。揚げたてを提供するので、サクサクのまま軽い食感や香りなど、五感で楽しめるのが特徴だ。国産のこめ油を使用し、衣を薄く揚げることで素材本来の風味を味わうことができる。

 佐藤さんは、越谷市の和食料理屋で約19年修行した後に、独立を決意。店舗を構えるに当たり、声をかけたのは建設会社を営む、幼なじみの大熊社長だった。

 なかなか物件が決まらない中、友人から提案を受けたのが、現在地にあった空き家だった。当初は「本当にきれいになるのか不安だった」と危惧していた佐藤さん。しかし、その懸念とは裏腹に、依頼を受けた大熊社長はフルリノベーションで空き家の姿を一新させた。

 内装は店名の「竜」をテーマに、細部までこだわりを詰め込んだ。引き戸や壁の組み木は、竜のうろこをイメージ。壁から天井まで描かれた昇り竜は、一目でその迫力に圧倒される。外観も京風を基調に、厳かで落ち着いた雰囲気に仕上げた。

 完成した店内を初めて見たときについて、「竜のインパクトにびっくり。うれしかったのと同時に『やるしかない』と気合が入った」と笑顔で振り返る。リノベーションを採用したことで、建築費用も抑えられ、店舗面積も希望に沿ったものになった。

 開店から3年を経て、今春には内装を一部リニューアル。カウンター席の前で天ぷらを揚げられるようになり、お客さんの細かな要望にも応えられるようになった。大熊社長は「料理の腕はぴか一。どの料理も100パーセントで美味しい」と太鼓判を押す。佐藤さんは「美味しい料理と素敵な店内でお待ちしているので、ぜひ気軽にいらしてほしい」と話した。

 【和食 竜】埼玉県松伏町松伏4812-1。北越谷駅から茨城急行バスの停留所「松伏」下車後、徒歩5分。火曜~金曜は午前11時半~午後2時(ラストオーダー午後1時半)、午後5時~午後10時(ラストオーダー午後9時半)まで。土日は午後5時~午後10時(ラストオーダー午後9時半)まで。定休日は月曜日。総席数16で、駐車場は4台分。予約はネットまたはインスタグラムから。問い合わせは電話(048・993・4744)へ。

 =埼玉新聞WEB版=

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