埼玉新聞

 

川口で平和の尊さ伝える 女学生、なぎなた訓練、退避壕をつくる様子など 戦争の実情を展示 22日まで、市立中央図書館

  • 戦争の悲惨さと平和の尊さを伝えている川口市平和展=19日午前、川口市川口の市立中央図書館

    戦争の悲惨さと平和の尊さを伝えている川口市平和展=19日午前、川口市川口の市立中央図書館

  • 【地図】川口市(背景薄緑)
  • 戦争の悲惨さと平和の尊さを伝えている川口市平和展=19日午前、川口市川口の市立中央図書館
  • 【地図】川口市(背景薄緑)

 戦争の悲惨さと平和の尊さを伝える「川口市平和展」が、同市川口の市立中央図書館で開かれている。「未来へ伝える平和の大切さ」をテーマに、戦中の同市内の様子と戦争の実情を伝える写真や、当時の物品など約100点を展示している。22日まで。

 1985年に平和都市宣言した同市は、88年から同展を開催し、今年で39回目を迎える。会場では県内や川口市内の空襲被害状況を示すパネルや、当時の川口高等女学校でのなぎなたの訓練、市内で退避壕(ごう)をつくる様子などを写真で紹介。出征する兵士のお守りとされた千人針や周囲の人々が寄せ書きした国旗なども展示している。

 広島平和記念資料館や長崎原爆資料館などの所蔵品も展示され、原爆で受けた被害の悲惨さや原爆が投下されるまでの経緯、戦中・戦後の生活状況なども伝えている。

 展示を通じて感じたことを来場者が書き残すことで記憶に残してもらおうと、「平和を感じる時」をテーマとしたメッセージボードを今回から設置している。

 市総務課は「展示を通じて今一度平和の大切さ、尊さを考えるきっかけにしていただきたい」と来場を呼びかけている。午前10時から午後6時まで。入場無料。

 問い合わせは、同課(電話048・259・9021)へ。

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