埼玉新聞

 

スーパーの商品配置、AIが提案 店長は接客に集中、富士通が実験

  •  システムの実演でAIが提案した売り場のレイアウト=14日午前、東京都内

     システムの実演でAIが提案した売り場のレイアウト=14日午前、東京都内

  •  システムの実演でAIが提案した売り場のレイアウト=14日午前、東京都内

 富士通は関東近郊でスーパーを展開するイオンフードスタイルで、人工知能(AI)が店長業務を補佐するシステムの実証実験を始める。AIが棚の様子や店舗の特性を踏まえて最適な商品の配置を提案するため、店長が接客に集中できる。実証実験に先立ち、14日に報道陣にシステムの実演を公開した。

 イオンフードスタイルは今年3月、「イオンマーケット」と「マックスバリュ関東」、ダイエーの関東事業が経営統合して設立。店長業務では、重要な意思決定の際に適切な相談相手がいないことや、煩雑な業務に追われてデータが分析できないといった課題があった。

 実演では、在庫が過剰な生鮮品を売り切るため、この商品を使ったレシピをポップでアピールしたり、売れ行きの良い商品群の隣に陳列したりすることをAIが画面上で提案。採用すると売り場のレイアウトが画像で示され、他のスタッフにも伝わりやすくなる。店舗ごとの戦略立案や商圏の分析もできる。

 実証は今月、1店舗で数日間にわたり実施し、成果が出れば対象を拡大していく方針だ。

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