埼玉新聞

 

“重量超過は悪だ”という意識を…大事故の原因にも 東北道・浦和料金所で違反車の取り締まり、ネクスコ東日本が公開 タイヤの沈み具合などから疑われる車両を測定…基準の1・9倍の超過も

  • 重量超過の違反車を取り締まる取り締まり隊の隊員

    重量超過の違反車を取り締まる取り締まり隊の隊員=さいたま市緑区

  • 【地図】さいたま市緑区(背景薄緑)

    東北自動車道の浦和本線料金所のあるさいたま市緑区の位置

  • 重量超過の違反車を取り締まる取り締まり隊の隊員
  • 【地図】さいたま市緑区(背景薄緑)

 取り締まりの様子を発信し違反車を減らそうと、ネクスコ東日本関東支社(さいたま市大宮区)は、同市緑区の東北自動車道の浦和本線料金所で一定の大きさや規定の重量を超えて走る違反車の取り締まりを公開した。取り締まり隊員18人が参加。違反車の誘導や計測を行った。

 取り締まりは、通行する車の大きさや重さの限度を定めた車両制限令を違反する大型車が主な対象。同料金所など高速道路では25トンまでが総重量の限度で、やむを得ず大きさや総重量が規定を超える場合は、特殊車両通行許可を事前に受ける必要がある。重量超過車は、道路舗装に負担をかけ、雨天時のスリップやカーブが曲がり切れないなど大事故の原因にもなるという。

 取り締まりでは、隊員が走行する大型車のタイヤの沈み具合などから25トンを超えた重量超過の疑いがある車を選定。測定場所まで誘導し、総重量を計測した。測定で通行許可を得ずに違反が確認された場合、通行の中止や積荷の減少を命じる措置命令書が交付される。当日は2台の大型車を対象に測定を行い、どちらも通行許可を持っていない重量超過した違反車だった。うち1台は総重量が約47トンで基準の約1・9倍も超過していた。

 同支社によると、昨年3月から今年4月までに約2200台の違反と疑われる車両を測定し、うち530台が通行許可を得ていない違反認定車だった。ネクスコ・パトロール関東、加須車限事業所の小野田正人隊長は「重量超過の運転は事故のリスクが高い。取り締りで、重量超過は悪だという意識を広めていきたい」と話した。

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