埼玉新聞

 

給食でおなじみ!「わたぼく」のソフトクリームも 行田・さきたま古墳公園に「さきたまテラス」が開業

  • さきたま古墳公園内にオープンする「観光物産館さきたまテラス」の外観=3月30日、行田市佐間

    さきたま古墳公園内にオープンする「観光物産館さきたまテラス」の外観=3月30日、行田市佐間

  • さきたま古墳公園内にオープンする「観光物産館さきたまテラス」の外観=3月30日、行田市佐間

 埼玉県行田市と行田おもてなし観光局が共同整備した「観光物産館さきたまテラス」と「さきたまテラスゾーン」が4月1日、市内のさきたま古墳公園内にオープンする。市関係者は「行田観光の足がかりとして、観光物産振興の拠点になる」と期待を込める。

 両施設は地場産品販売や軽食販売のほか、出店・イベントスペースの提供などを通じて、市の観光振興や地域経済活性化の拠点施設になることを期待し、事業費約8千万円で整備した。規模は観光物産館さきたまテラスが約150平方メートル、さきたまテラスゾーンが約2820平方メートル。

 商品は地場産品に加え、埴輪(はにわ)や古墳グッズも並ぶ。軽食は新商品「行田の餃子(ぎょうざ)バーガー」(450円)や古代米を前方後円墳型に盛り付けた「行田古代米カレー」(820円)などを用意。地元の森乳業と「わたぼくソフトクリーム」(牛乳、コーヒー、ミックス各350円)も共同開発し、濃厚な味わいに仕上げた。

 3月30日には内覧会が行われ、関係者が同ソフトクリームなどを堪能し、好評を集めていた。市の江森裕一環境経済部長は「行田観光の拠点となり、忍城や古代蓮の里などと一緒に市内を回遊してもらえれば」と話した。4月1日午前9時からオープン記念セレモニーが開催される。

 営業時間は午前9時半~午後5時。月曜休業。

 問い合わせは、行田おもてなし観光局(電話048・577・8442)へ。

ツイート シェア シェア