さいたま市スポーツ協会の使途不明金、約677万円から3500万円へ膨らむ 決算監査中に職員1人が通帳を持って離席、その後行方分からず いまも連絡取れず 市の外郭団体、窃盗の被害届提出
埼玉県の公益財団法人さいたま市スポーツ協会(同市桜区道場)は25日、管理する口座の使途不明金を調べたところ、総額約3500万円に上ったと発表した。行方不明になっている職員1人とは、同日時点で連絡が取れていないという。
使途不明金は、5月15日に行われた同協会決算監査中に職員1人が職場から離れた後に発覚。当時、協会が把握していた不明金額は約677万円だったが、6月17日の監査会で2025年4月から26年5月15日までの期間に計約3500万円の使途不明金が発覚した。
同協会は6月19日に浦和西署に窃盗事件として被害届を提出。「今後も警察の捜査に全面協力し、原因の究明や分析、再発防止に取り組んでいく」としている。
■さいたま市スポ協で約677万円の使途不明 不明金さらに増える可能性も(以下6月16日配信の記事)
埼玉県の公益財団法人さいたま市スポーツ協会(桜区道場)は15日に市内で会見を開き、協会資金を管理する口座で約677万円が使途不明になったと発表した。5月15日の同協会決算監査中に、職員1人が職場から離れて行方不明になっており、同日に、使途不明金が判明した。今後の精査により、不明金の金額が増える可能性があるという。
同協会は2003年設立のさいたま市の外郭団体で、体育スポーツ指導者の養成や、市内スポーツ施設の管理運営などを行っている。現在は36団体が正規加盟しており、市からの派遣職員1人が事務局を務めている。
同協会によると、5月15日に協会内で行われた25年度決算監査中に、職員1人が協会の通帳を持って職場から離れた。同日に協会の銀行口座を調査したところ、現時点で約677万円の使途不明金が判明した。
同協会は同20日ごろに浦和西署に相談し、必要書類などを提供。行方不明になった職員1人とは6月15日時点で連絡が取れていないという。同職員と使途不明金の現時点での関連性は特定できておらず、今後も警察に相談の上、全容解明に向けて対応していくという。
北清治会長は「皆さまから信頼を損ねる事態を招いたことを重く受け止め、徹底した再発防止に取り組み、一日も早い信頼回復に向けて全力を尽くしていく」とコメントを出した。今月24日にも理事会を開き、対応を協議する。











