負債15億…埼玉・上尾の食料品卸2社「エスケー」「エスティー」が特別清算 かつて年商45億円超、調味料や加工食品を展開 価格競争で収益悪化、新会社が事業継続
2026/06/19/09:35
帝国データバンク大宮支店によると、食料品卸のエスケー(旧商号三幸、上尾市)とエスティー(旧商号サンワトレーディング、同市)が2日、さいたま地裁から特別清算開始命令を受けたことが分かった。負債はエスケーが約10億7700万円、エスティーが約4億7100万円(大半が保証債務)で2社合計約15億4800万円。
エスケーは1948年創業、51年10月に法人改組した。しょうゆやみりん、だしつゆといった調味料を主体にサラダ油やカレー粉、缶詰など幅広い加工食品を扱い、東日本エリアの中堅食品商社を得意先とした。近年は乾シイタケの加工や自社ブランドの片栗粉の販売にも従事。ピーク時の2008年12月期は年売上高約45億2100万円を確保した。その後は業務用食品の価格競争で20年12月期は約23億1600万円に減り、最終赤字を計上していた。近年はスポンサーを招聘(しょうへい)し、25年4月に新会社「三幸」に会社分割し事業承継。同年12月10日にエスケーに商号変更し、株主総会の決議により解散し、清算手続きを進めていた。
エスティーは1992年10月に設立。旧「三幸」の関係会社として乾物類の販売を行っていたが、連鎖した。
新会社「三幸」は通常通り営業を続けている。










