埼玉新聞

 

W杯でも活躍 鈴木彩艶の移籍金を活用し、研修棟を新設 名付けて「彩艶ハウス」 さいたま市の与野八王子サッカー場

  • 鈴木彩艶の海外移籍金の一部を利用して建てられた与野八王子サッカー場の新研修棟((C)URAWA REDS)

    鈴木彩艶の海外移籍金の一部を利用して建てられた与野八王子サッカー場の新研修棟((C)URAWA REDS)

  • 【地図】さいたま市中央区(背景薄緑)

    さいたま市中央区の位置

  • 鈴木彩艶の海外移籍金の一部を利用して建てられた与野八王子サッカー場の新研修棟((C)URAWA REDS)
  • 【地図】さいたま市中央区(背景薄緑)

 浦和の下部組織の選手らが利用する、さいたま市の与野八王子サッカー場に併設された研修棟が新しく建て替えられた。ワールドカップ(W杯)北中米大会の日本代表に選出された鈴木彩艶(パルマ)=さいたま市出身=の移籍金の一部を活用したことから浦和の内部では「彩艶ハウス」と呼ばれている。

 以前は平屋のプレハブ小屋で、選手が外で着替えていたり、十分な環境ではなかった。鈴木が筋力トレーニングに力を入れていたこともあり、トレーニングルームを設置。更衣室、談話室なども設け、これまでの約3~4倍の広さとなる。2階建ての建物に浦和のエンブレムが付いた。

 2002年からさいたま市と連携し、浦和の育成選手の練習拠点となっている同サッカー場。人工芝に張り替えて、照明灯を設置して以降、20年以上変化がなかった景色が変わった。

 小学5年から浦和の下部組織で育った鈴木自身も練習や試合で使っていたグラウンドだ。だからこそ不便な部分が分かることもある。後輩たちを思う鈴木は「選手育成に還元できる」と喜んでいたという。

 多くのクラブが将来を担う若手選手を育成するめに練習環境を整えている。浦和もその一つだ。育成選手を担当するアカデミー本部の須藤伸樹本部長は「みんな、浦和の選手になることを夢見ている。一人でも多くの選手が赤いユニホームを着て、埼スタで活躍してほしい」と願いを込めた。

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