埼玉新聞

 

水産加工卸の「とと膳」が事業停止…全国15カ所に魚総菜専門店「魚魚膳」を展開、収益性厳しく 魚の仕入価格の高騰で収益が悪化、資金繰りが限界に 負債総額は4億円

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    水産加工卸の会社「とと膳」、破産申請へ

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 東京商工リサーチ埼玉支店によると、水産加工卸の「とと膳」(さいたま市北区)が16日までに事業を停止し、事後処理を柳澤俊貴弁護士(柳澤法律事務所、東京都渋谷区)に一任したことが分かった。負債総額は約4億円。

 同社は2005年10月に設立。魚総菜専門店「魚魚膳」を全国15カ所に展開していたほか、18年4月から魚の加工ノウハウを生かし、水産物加工卸も開始していた。

 「魚魚膳」は県内を主体に茨城、大阪、兵庫、山形、新潟、広島、石川、鳥取で店舗展開。ピーク時の19年9月期は売上高8億5611万円を計上するも収益性は厳しく、当期純利益は13万円だった。21年9月期は売上高6億8492万円に対し、当期純損失2026万円と多額の最終赤字を計上。21年3月に完成した水産加工場への多額の設備投資に伴い、借入金への依存度は高まっていた。25年9月期の売上高は8億円強にまで回復したが、当期純利益は小幅の黒字にとどまり、魚の仕入価格の高騰に伴う収益の悪化も相まって資金繰りが限界に達した。

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