埼玉の夏の賞与、平均63万円超へ 前年度比3・1%増、2年前より約10万円アップ 6年連続で「増加」企業が拡大 一方、景気減速への警戒も
2026/06/16/09:38
ぶぎん地域経済研究所は12日、県内企業の2026年度夏季ボーナス支給予定調査の結果を発表した。一人当たり平均支給予定額は全産業で前年度比3・1%増の63万5671円。2年前と比べて約10万円アップした。製造業は同4・3%増の53万9592円、非製造業は同2・1%増の70万8541円で、いずれも増加見込みとなった。
支給方針を全産業でみると、昨夏より「増加」と回答した割合は25%(同比7ポイント増)で6年連続の増加。「減少」と回答した割合は6%(同比3ポイント減)にとどまった。「昨夏とほぼ変わらず」が44%(同比7ポイント減)、「未定」は22%(同比1ポイント増)だった。
業種別でみると、製造業は「増加」がプラス22ポイント(同比12ポイント増)、非製造業は同17ポイント(同比8ポイント増)だった。規模別では、従業員数100人以上の企業で「増加」が同22ポイント(同比12ポイント増)、同100人未満で同17ポイント(同比7ポイント増)となった。
ボーナスの支給方針や額を決定する際に参考にする事項は「自社の業績」が88%(同比1ポイント減)で最も多く、次いで「昨夏の支給実績」が66%(同比15ポイント増)で続いた。
ぶぎん地域経済研究所が調べた県内企業の景況判断指数(BSI)と照らし合わせると、21年以降の経常利益BSIが「減少」超にもかかわらず、23年の製造業(同比1ポイント減)を除いて支給方針は一貫して「増加」超で推移。多くの企業で待遇改善が進むものの、中東情勢に伴う業績悪化が懸念されており、研究所では「今後の動向を注視する必要がある」と警戒感を示した。
アンケートは4月17日~5月22日、県内企業500社を対象に実施し、130社(26・0%)が回答した。










