埼玉新聞

 

さいたま市スポ協で何が…約677万円の使途不明 決算監査中に職員1人が通帳持ち行方不明 市の外郭団体、不明金さらに増える可能性も

  • 【役所】さいたま市役所=埼玉県さいたま市浦和区常盤

    さいたま市の外郭団体「さいたま市スポーツ協会」使途不明金

  • 【地図】さいたま市桜区

    さいたま市桜区の位置

  • 【役所】さいたま市役所=埼玉県さいたま市浦和区常盤
  • 【地図】さいたま市桜区

 公益財団法人さいたま市スポーツ協会(桜区道場)は15日に市内で会見を開き、協会資金を管理する口座で約677万円が使途不明になったと発表した。5月15日の同協会決算監査中に、職員1人が職場から離れて行方不明になっており、同日に、使途不明金が判明した。今後の精査により、不明金の金額が増える可能性があるという。

 同協会は2003年設立の埼玉県さいたま市の外郭団体で、体育スポーツ指導者の養成や、市内スポーツ施設の管理運営などを行っている。現在は36団体が正規加盟しており、市からの派遣職員1人が事務局を務めている。

 同協会によると、5月15日に協会内で行われた25年度決算監査中に、職員1人が協会の通帳を持って職場から離れた。同日に協会の銀行口座を調査したところ、現時点で約677万円の使途不明金が判明した。

 同協会は同20日ごろに浦和西署に相談し、必要書類などを提供。行方不明になった職員1人とは6月15日時点で連絡が取れていないという。同職員と使途不明金の現時点での関連性は特定できておらず、今後も警察に相談の上、全容解明に向けて対応していくという。

 北清治会長は「皆さまから信頼を損ねる事態を招いたことを重く受け止め、徹底した再発防止に取り組み、一日も早い信頼回復に向けて全力を尽くしていく」とコメントを出した。今月24日にも理事会を開き、対応を協議する。

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