埼玉新聞

 

ベイシアが新業態1号店オープン 既存店より1~2割安い商品も実現 関越道のIC近く 周辺に競合店「トライアル」「ヤオコー」「ハーズ」…“スーパー戦国時代”に集中出店を形成、「激安への挑戦店舗」に自信

  • オープン前には約300人が並んだ

    オープン前には約300人が並んだ=12日、深谷市荒川

  • 目玉商品の一つ、320円の「ココトク!モリモリ弁当」

    目玉商品の一つ、320円の「ココトク!モリモリ弁当」

  • 【地図】深谷市(背景薄緑)

    深谷市の位置

  • オープン前には約300人が並んだ
  • 目玉商品の一つ、320円の「ココトク!モリモリ弁当」
  • 【地図】深谷市(背景薄緑)

 スーパーのベイシア(前橋市)は12日、新たなディスカウント業態1号店となる「激安ワンダーランド ココトク!ふかや花園店」を深谷市の関越自動車道花園インターチェンジ近くにオープンした。物価高で生活者の節約意識が高まる中、既存店の改装で「まとめ買い」や「即食時短」など多様化する顧客ニーズに対応し、建築費の高騰に伴う初期費用も抑える。

 店名の「ココ」には場所や選択の意思、「トク」には安さと品質の実感、「!(エクスクラメーションマーク)」にはわくわくする体験が生まれ続けることへの願いを込めた。競合各社が趣向を凝らした新業態を次々と打ち出し“令和のスーパー戦国時代”とも言われる昨今、今後の出店施策を占う「激安への挑戦店舗」として屋号には敢えて「ベイシア」名を入れなかった。

 店内には生鮮食品をはじめ、総菜や加工食品、飲料、日用品などプライベートブランド(PB)のオリジナル商品を含む約8500品目を展開。段ボール箱やパレットに積まれたままの陳列も多数あり、売り場やオペレーションなどゼロベースで構造を見直すことで既存店舗よりも1~2割ほど安い商品も実現した。

 周辺5キロ圏には「トライアル」「ヤオコー」「ハーズ」といった競合店がひしめくが、近隣は自社の既存2店舗とドミナント(集中出店)を形成しており、相木孝仁社長は「新フォーマットが既存立地でお客さまに使い分けていただけるかに注目したい。安さを超える価値を提供し、熊谷市などからも呼び込めると思う」と自信を見せた。今後は「ベイシア」の単一ブランドから複数ブランドによるドミナント戦略に向けて、1~2年以内に複数店舗を改装。多店化フォーマットに育成する方針だ。

 店舗は地上1階建て。営業面積は約3414平方メートル。駐車場は275台分を完備。営業時間は午前10時~午後9時。

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