埼玉でロボットの開発を…研究する企業や大学が集う拠点施設、鶴ケ島に建設へ 圏央道のICに近接した3階建て 延べ床面積は5237平方メートル 実際の生活環境に近い条件での実験も可能に
2026/06/11/10:11
埼玉県は8日、鶴ケ島市太田ケ谷にロボット開発拠点施設「ロボット開発イノベーションセンター(仮称)」を建設する工事請負契約を締結したと発表した。企業や大学などが集い、協働によりロボットの研究開発や社会実装を促進する拠点施設を建設。県内中小企業などの、ロボット分野への参入機会を拡大する。2028年度に開所予定で、請負金額は税込み30億2500万円。15日開会の県議会6月定例会に、関連議案を提出する。
圏央道の圏央鶴ケ島インターチェンジ(IC)に近接し、建物は3階建てで、延べ床面積は5237平方メートル。オープンイノベーションによる研究開発を促進するための、コワーキングスペースを設置する。屋内フィールドとともに階段や廊下、エレベーター、トイレなど実際の生活環境に限りなく近い条件の下で、生活をサポートするロボットの実証実験が可能という。「SAITAMAロボティクスセンター(仮称)」の拠点施設となる。
当初は26年度の開所を目指していたが、経済情勢をはじめ資材価格や労務費の高騰などの影響を受け、入札が3回にわたり不調となった。予定価格などを見直し、4回目の入札公告を1月に実施、3月に開札を行っていた。
大野元裕知事は8日に行われた定例会見で、「埼玉県は多くの事業者が集まり、交通の便などが非常に良い地域なので、連携をより深めていけるような場になるとともに、多くの研究者に実際に来てもらえるような場にしていきたい」と話した。










