埼玉新聞

 

セブンとファミマの店員、買い物したい客を説得…電子マネー購入、使用用途は「支払い」「入金」 サポート詐欺を疑い、被害を防止 客を救った功労に感謝

  • 左から中出功大宮署長、柳真里子さん、野老久美子さん、大久保由香さん、中島政憲生活安全課長

    左から中出功大宮署長、柳真里子さん、野老久美子さん、大久保由香さん、中島政憲生活安全課長=大宮署

  • 左から中出功大宮署長、柳真里子さん、野老久美子さん、大久保由香さん、中島政憲生活安全課長

 特殊詐欺被害を水際で防止したとして埼玉県警大宮署は、セブンイレブンさいたま日進駅東店店員の柳真里子さん(44)と、同店員の野老久美子さん(55)、ファミリーマートさいたま堀の内町二丁目店店員の大久保由香さん(48)に感謝状を贈った。

 同署によると、柳さんと野老さんは3月23日、大久保さんは4月14日、いずれも自身が勤務する店舗において、70代男性から電子マネーを購入したいと相談を受け、使用用途を尋ねると「パソコン画面にウイルスが感染したなどと表示され、電子マネーカードを買って支払うように言われた」「パソコン修理の入金に電子マネーカードを使う」などと言われ、サポート詐欺を疑い男性を説得。被害を未然に防止した。

 柳さんは「感謝状をもらって光栄。お客さまに声をかけて被害を防げて良かった」と話し、野老さんは「お客さまが大金を払わなくてよかった。これからも勇気をもって声をかけていきたい」と笑顔を見せた。大久保さんは「地域密着型の店舗で高齢者の来店も多い。いろんな詐欺手口に対抗するように、今後も従業員で情報共有をして防いでいきたい」と意気込んだ。

 同署の中島政憲生活安全課長は「コンビニエンスストアで詐欺の未然防止に協力いただけて心強い。引き続き、声かけをしていただきたい」と功労に感謝した。

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