埼玉新聞

 

性暴力の撲滅を…浦和麗明高の生徒会メンバーら呼びかけ 県警とJR浦和駅で啓発、チラシなど配布 被害に遭った場合には「1人で抱え込まず相談して」

  • 性暴力被害防止の啓発品を配布する浦和麗明高校の生徒(奥)

    性暴力被害防止の啓発品を配布する浦和麗明高校の生徒(奥)=JR浦和駅東口前市民広場

  • 性暴力被害防止の啓発品を配布する浦和麗明高校の生徒(奥)

 生活環境が変化する春に合わせて性暴力の撲滅を訴えようと、県警は、さいたま市浦和区のJR浦和駅で性暴力被害予防キャンペーンを実施した。キャンペーンには、県警や浦和麗明高校の生徒会メンバー約20人が参加。駅利用者らにチラシや入浴剤などが入った啓発品を配布した。

 県警生活安全総務課によると、昨年の不同意わいせつの件数は599件(前年比80件減)。うち、19歳以下が被害に遭った件数は268件(同21件減)に上った。県警鉄道警察隊では、昨年4月に痴漢撃退ウェブアプリを運用開始。アプリは被害に遭っている時や被害を目撃した時に「痴漢です。助けてください」などの画面表示や音声で周りに助けを求めることができる。

 参加した同校3年の金丸真奈美さん(17)は「勇気を出して助けを呼んでもらうことや被害に遭っている人を周りの人がどう対応するのか知ることが大切。被害に遭っている人を見たら、助ける努力をしたい」と語った。

 同課地域安全対策推進室の太田恒室長は「新生活で生活環境が変わり、頼れる人も少ないので、春先は性暴力被害の声を上げづらい。被害に遭った場合には1人で抱え込まず、一番助けを求めやすい人や警察に相談してほしい」と呼びかけた。

 性暴力の相談窓口は、性暴力・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター(#8891)、性犯罪被害相談電話(#8103)などがある。県警の痴漢撃退ウェブアプリは、県警察のホームページ(https://www.police.pref.saitama.lg.jp/d0040/gekitai.html)から無料でダウンロードができる。

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