埼玉新聞

 

老舗茶農家も太鼓判…狭山茶の新たな価値を発信 「食べるお茶」を使った創作メニューを提供 狭山茶の良さを引き出して…生産者「うれしい限り」 さいたまの温浴施設で「狭山茶」フェア 6月30日まで

  • 「茶歌舞伎(利き茶会)」でお茶の味や香りを真剣な表情で比べる参加者ら

    「茶歌舞伎(利き茶会)」でお茶の味や香りを真剣な表情で比べる参加者ら=23日、さいたま市北区の「おふろcafe utatane」

  • 狭山茶フェアで提供している創作カフェメニュー(提供)

    狭山茶フェアで提供している創作カフェメニュー(提供)

  • 「茶歌舞伎(利き茶会)」でお茶の味や香りを真剣な表情で比べる参加者ら
  • 狭山茶フェアで提供している創作カフェメニュー(提供)

 さいたま市北区の温浴施設「おふろcafe utatane」(温泉道場運営)は、日本三大銘茶「狭山茶」フェアを開催している。6月30日まで。

 同店は、新茶の季節に合わせ、飲むだけではない狭山茶の新たな価値を発信しようと企画。創作カフェメニューでは、老舗茶農家「的場園」(入間市)の「食べるお茶」を使った飲食を提供する。

 「埼玉県産狭山茶のチャノベーゼパスタ」(税込1280円)は、バジルの代わりに香り高い狭山茶を使用。お茶のほろ苦さとガーリックオイルのコクが口の中に広がる。クリーミーなリゾットにお茶の香りを加えた「狭山茶香るサーモンリゾット茶漬け」(同1280円)は新感覚の一品。花に見立てた「お茶のおひたし(茶びたし)」を皿に散りばめ、混ぜて食べると風味の変化が楽しめる。

 「狭山チャイ」(同580円)や「狭山チャヒート」(同880円)などドリンクも充実。「狭山茶チョコフォンデュで食べる北欧風あんみつ」(同1480円)はアフタヌーンティーとして、優雅なひと時に花を添える。

 今月23日には的場園の的場龍太郎代表がワークショップを開催。いれたてのお茶が飲める「呈茶会」、狭山茶ビールや狭山茶ハイを特別提供する「狭山茶BAR」など、多彩な企画で盛り上げた。茶葉の特性を見極め、銘柄を当てる「茶歌舞伎(利き茶会)」では、参加者が香りや色、味を熱心に観察。五感を使いお茶の奥深さを体感していた。

 的場代表は「狭山茶の良さを引き出し、ここまで質の高いメニューを提供いただけるのは、生産者としてうれしい限り。お茶の新たな可能性が広がる貴重な機会」と太鼓判。溝江卓登支配人は「狭山茶を知っていても実際に飲んだことがない人も多いはず。お茶好きはもちろん、来店を通じて狭山茶に親しむ機会となれば」と話した。

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