本庄市、全ての小学校でプールを統合 新たに屋内温水施設を建設 2029年秋の供用目指す
2026/05/27/07:34
本庄市は26日、市内の小学校全12校の屋外プールを統合し、屋内温水プールを備えた複合施設を、同市児玉町蛭川の共和公民館跡地に新たに建設すると発表した。2029年9月の供用開始を予定。これにより、天候に左右されることなく、年間を通じて水泳の授業の計画的な実施が可能になるという。
同市によると、市内の小学校の屋外プールは老朽化が進み、維持保全が課題に。さらに近年は夏の猛暑化で、屋外での水泳授業には児童の健康管理に配慮が必要となっている。
市内12校のプールを統合することで、教職員の負担を軽減。施設の維持管理費も、統合しない場合と比較して30年間で約11億円の節減ができるという。
建設予定地は、共和公民館と児玉郡広域市町村圏組合の跡地。温水プールは25メートル×6レーンで、最大120人の収容を可能としている。建物は2階建てを想定し、会議室や多目的室などの生涯学習施設も併設。複合化の利点を生かし、多世代が集う地域の交流拠点となることを目指す。
同市の小学校では年間で4回の水泳授業を行っているが、プール統合後もその回数は変更なく、年間を通じて計画的に実施していく。また、放課後や休日など、授業でプールを利用しない時間帯は一般開放する考えだ。年間で約6万6千人の利用を見込んでいる。
7月までに共和公民館を解体。2027年にかけて基本設計などを行い、27~29年に工事を実施する。事業全体の事業費は約31~34億円を見込んでいる。
県教育局保健体育課によると、和光市で一部の小学校の水泳授業利用も前提に複合施設を建設した例はあるが、昨年4月現在で、小学校全校の水泳授業を行うために公営プールを建設する自治体は県内初という。










