人気の「熊農みそ」と「深谷ねぎ」で「ねぎみそだんべぇ~」 熊谷農高生、深谷の老舗菓子店とスティックケーキを開発 4月から本格販売 今は専門学校生になったメンバーがPR「埼玉の有名なお菓子になって」
熊谷市大原の県立熊谷農業高校で学ぶ生徒が、深谷市岡の老舗菓子店「西倉西間堂」と共同開発した新商品が誕生した。同校で毎年仕込んでいる「熊農みそ」と、全国的に知られる「深谷ねぎ」がコラボレーション。甘じょっぱいスティックケーキ「ねぎみそだんべぇ~」は4月10日から、本格販売を開始した。
取り組んだのは、3月に卒業した当時食品科学科3年生の5人。課題研究の授業で、同じグループになったメンバーたちだ。同科の2年生は毎年、総合実習の授業でみそ造りを行うのが伝統。天然醸造する熊農みそは、秋の文化祭で完売するほど人気だという。このみそを利用し、1学年上の生徒が課題研究でマドレーヌを開発。5人は、それを商品化したいと考えた。
昨年9月の夏休み明け、メンバーの高橋佑菜さん(18)らが西倉西間堂に電話し、商品化への協力を依頼した。西倉信明社長(57)は、「インパクトのある商品を作ろうと提案した」と振り返る。
1967年創業の西倉西間堂は、地元産の素材を積極的に活用し、洋菓子と和菓子を製造している。深谷市の歴史ある店ということもあり、メンバーの関根蒼唯(あおい)さん(18)は「みそだったら、ネギと合うのでは」と発案。乾燥させた深谷ねぎを砕き、生地に熊農みそと一緒に練り込むことになった。
ネギに似せスティック状とし、白い部分は砂糖のコーティングで表現した。商品名には、県北言葉で語尾に付く「だんべえ」を盛り込んだ。高橋さんは「祖父がよく使っている。ダサかわいい感じにしたかった」とほほ笑む。
「一時的な販売ではなく、ずっと売っていきたい」と西倉社長。指導した同校の鈴木美保教諭(46)は「高校生が実社会と接する貴重な機会になった」と感謝する。
パティシエを目指している関根さんと高橋さんは今春、同じ製菓の専門学校に進学した。関根さんは「将来の仕事にも役立つはず」と言う。高橋さんは「熊農みそと一緒に、埼玉の有名なお菓子になってほしい」と期待した。
「ねぎみそだんべぇ~」は、税込み250円。5本入りは同1400円。問い合わせは、西倉西間堂(電話048・585・2432)へ。









