坂戸市が米・ドーサン市との姉妹都市を解消へ 実質的な交流、20年以上なし…相手は人口7万2千人のピーナツの産地 市担当者「今後は多文化共生社会に向けた施策を」
2026/05/22/11:50
埼玉県坂戸市は21日、米南部アラバマ州ドーサン市との姉妹都市提携を解消する方針を明らかにした。20年以上にわたり実質的な交流が途絶えてきたことから、「関係性を見直すことにした」としている。坂戸市によると海外の自治体との姉妹都市を解消するのは、埼玉県内では同市が初めてという。市は姉妹都市解消のための議案を26日開会の市議会6月定例会に提案する。
両市は1988年3月に姉妹都市となった。市制施行10周年を迎えた坂戸市側が、当時の南カリフォルニア埼玉県人会長に姉妹都市の提携先について紹介を受けたことがきっかけだったという。
同年から両市の中学生友好親善訪問団の派遣が始まり、坂戸市からは生徒ら計348人が、ドーサン市からは計168人が2002年にかけて互いの市を訪れた。
しかしイラク戦争などの影響で同年を最後に訪問団の派遣が中止となり、交流が途絶えた状態となった。
25年11月に坂戸市側が解消の意向についてドーサン市側に確認し、合意を得たという。
ドーサン市は同州都モントゴメリーの南東約150キロに位置し、人口約7万2千人。ピーナツの産地として知られる。
市市民生活課の担当者は「市内では外国人の人口が増えている。今後は多文化共生社会に向けた施策を、さらに進める」としている。









